大地宅配 業界トップレベル 添加物の少なさ・化学調味料 使用なし
2018年11月6日
編集部で様々な食材宅配会社をリサーチしている中で、大地宅配は大手食材宅配の中では安全性についてはトップレベルと認識しています。
今回は大地宅配の食品添加物・化学調味料の使用状況の対策状況について掘り下げてみました。その結果、使用している添加物の少なさ・情報公開といった点でもやはり最高水準であることがわかりました。
使用食品添加物数 74種類
大地宅配で使用している食品添加物は74種類と公式サイトで公表されています。これは、食材宅配会社の中では食品添加物の使用数はかなり少ない部類に属します。*国が認める食品添加物は74種類です。
使用した食品添加物は大地宅配のHP内にて商品分類・食品添加物名・用途がHP上で明示されます。
2018年9月時点の使用食品添加物
http://www.daichi-m.co.jp/corporate/safety/basis/kakouhin/pdf/6.pdf
現在、国が使用を認めた食品添加物は約1,500種類あります。うち、74種類のみ使用と聞いてもぴんと来ないかもしれません。
他社の状況も比較してみましょう。それぞれ使用している添加物の数です。
- 東日本を中心に展開している添加物に厳しい生協 生活クラブ:85種類。
- 有機・低農薬野菜が売りのらでぃっしゅぼーや:約200種類。
- 関東で展開する人気ランキング1位を現在独占のパルシステム:実質の使用は約300種類。
日本一安全性が高いと言われるオルタ―は添加物一切使用していない会社もあります。これはこれで本当にすごいことですが、大地宅配は世の中のメーカーで添加物を使いがちな加工品の商品数があれだけあって、この添加物の数に抑えているのは容易なことではないと思います。大地宅配の揺るぎないポリシー、努力を感じることができます。
食品添加物 基本ポリシー
食品添加物への基本的なポリシーは「食品添加物は原則使用しない。使用を認めた食品添加物は明示する。」です。
原則使用を認めません。但し、製造上必要不可欠な場合(その添加物を使用しないと製品として成り立たない場合)、もしくは伝統的な製法で長年にわたり使用が行われている場合に限り、使用を許容します。使用を認めた食品添加物は、食品添加物名、使用を認めた分類、および用途を明記したリストを作成し、明示します。(大地宅配 公式サイト)
市販の食品だと、添加物が多く盛り込まれているウインナーやベーコンも大地宅配では一切食品添加物が使用されていません。大地宅配のウインナーと市販のウインナーの原材料を実際に比較してみましょう。スーパーでよくみかける「丸大食品 燻製屋 熟成ウインナー」の原材料です。
170g スーパーでの価格: 284円(税抜)
- 豚肉
- 豚脂肪
- 糖類(粉あめ、砂糖)
- 食塩
- 香辛料
- 調味料(アミノ酸等) *食品添加物
- リン酸塩(Na) *食品添加物
- 保存料(ソルビン酸) *食品添加物
- 酸化防止剤(ビタミンC) *食品添加物
- pH調整剤 *食品添加物
- 発色剤(亜硝酸Na) *食品添加物
酸化防止剤(ビタミンC)など一般的によく使用される食品添加物もありますが、発色剤を始め、気になる方が多い食品添加物が使用されています。
一方、大地宅配のウインナー 「ポークウインナー(中津)」の原材料です。
120g 価格: 414円(税抜) *定期宅配利用者は370円(税抜)
- 豚肉
- 食塩(海水)
- 砂糖(さとうきび)
- 白こしょう *香辛料
- オニオン *香辛料
- ナツメグ *香辛料
- メース *香辛料
- とうがらし *香辛料
豚肉以外には、海水を元にした食塩、砂糖以外には香辛料での味付けのみです。食品添加物・化学調味料、一切使用していません。
私も実際に大地宅配のウインナーを食べたことがあるのですが、本当に美味しいんです。大切に育てられた健康な豚肉を抜群の鮮度で作っているからこそ、お肉と塩・砂糖・香辛料だけで作ることができるんだと実感しました。
化学調味料の使用状況
基本的に使用しません。
「化学調味料は料理や食事の本質においては、使う必要性のないもの」が大地宅配の基本的な考え方です。
例えば、大地宅配「調理済み・あたためるだけの惣菜」の商品
一般的にはこのような惣菜は化学調味料が含まれていることが多いですが、一切使われていません。麹やしょうゆ、香辛料、果物、塩、砂糖など様々な材料を使って、工夫を凝らして味付けをしているのです。
たんぱく加水分解物の使用状況
「製造過程の掌握ができないため、使用しない」とHPに明記されています。
たんぱく加水分解物って?と思われた方に簡単にご説明します。
たんぱく加水分解物は市販の様々な食品で使用されているうまみ成分です。このたんぱく加水分解物、法律上では食品添加物ではなく、食品の位置づけのため、たんぱく加水分解物を使っていても「無添加」と表示することができてしまいます。
そのため、無添加と書きながら、たんぱく加水分解物を使用するケースが多いのです。スーパーで「無添加」と書かれた商品があったら、原材料をチェックしてみてください。添加物としてカウントされる「アミノ酸」の代わりに、「たんぱく加水分解物」と書かれているパターン、結構多いですよ。
たんぱく加水分解物の安全上の問題となっているのが、製造工程中に微量に生成される不純物です。この不純物は、長期間にわたって毎日大量に摂り続けた場合には、健康に悪影響が発生してしまう可能性があることは農林水産省からも発表されています。
http://www.maff.go.jp/j/syouan/seisaku/c_propanol/
製造工程中に微量に生成される不純物の量が安全上のポイントとなるため、日本生活協同組合連合会ではこの不純物の量について自主基準を設定。この数値を十分クリアできていることを原料メーカーに確認し、安全性をクリアしているようです。
日本では通常生活する上で摂取する分には大きな問題はないとされており、だからこそ多くの食品に使用されていますが、食品添加物の使用に厳しい大地宅配や生活クラブでは使用していません。
今後、各食材宅配の食品添加物の使用状況 比較などができればと思っていますが、大地宅配の使用添加物の少なさは業界トップレベルであることは間違いありません。
もちろん、その分価格は高くなりますが、添加物や食の安全について、しっかり向き合いたい方はおすすめできる食材宅配のひとつです。
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