白身まで甘い!大地宅配 THAT’S 国産平飼卵
2018年9月3日
編集部の今川です。先日の記事にも書きましたが、現在大地宅配の平飼卵の食べ比べをしています。
3つの卵の食べ比べ記事はまた後日まとめますが、今朝本田さんのTHAT’S 国産平飼卵を食べて、思わずペンを取りました。
大地宅配 ポークウインナー 今まで食べてきたウインナーの中でもトップ1・2を争う美味しさでしたが、続いて本田さんのTHAT’S 国産平飼卵・・・!これも美味しい!
大地宅配のHPに「くさみがなく、あっさりとしているのにしっかりとしたこくのある」と説明がありますが、まさにその通りの味。
家族にも「この卵、白身まで甘くない?」と大好評。個人的には今まで食べてきた卵の中で、一番好きな味です。
THAT’S 国産平飼卵って?
THAT’S 国産平飼卵について補足すると、鶏の飼料はほとんどが穀物ですが、この穀物を国産に限定している大地宅配の人気卵ブランドです。
3種類のうちの1つが本田さんという生産者の方が作られている「本田さんのTHAT’S 国産平飼卵」です。
確かに小さめ Sサイズ
小さめです。大地宅配の買い物サイトでは商品情報と併せて、食べた方の感想も閲覧できるのですが、大きさについて不満を感じている方の口コミがありました。
オムレツにすると白っぽくふわふわに作れて見た目はいいけど、市販のSサイズくらいだから個数使う。(大地宅配HPより)
確かに私も小さいなとは感じました。オムレツや卵焼きだと、個数が必要そうです。
ちょうど自宅にいただきものの卵があったので、比較してみました。左が本田さん、右がいただきものの卵です。
どちらも市販ではSサイズレベルの大きさです。この2つを比べると、殻の大きさは同じぐらいです。
割ってお皿に出した卵を比較すると、色の違いにびっくりされた方も多いと思いますが、左が本田さんの卵です。本田さんの卵は黄身の部分が少し小さいことがわかります。
ただし、本田さんの卵を一度食べると、大きくて味のない卵よりも、小さくても本田さんの卵が食べたくなると思いますよ。
健康的でストレスが少ないから、殻が固い
本田さんの卵、殻が少し固いです。実際に平飼いをしている農場のHPに書かれていたのですが、殻が固いのは生命力の強い卵なんだそうです。
ストレスなく、健康に育つことにより、カルシウムの吸収も良くなり、しっかりした固い卵を産むのです。(永光農園HPより)
詳しくは後述しますが、本田さんの卵の親鶏はとても大事に育てられているので、「ストレスなく、健康に育っている鶏の卵は固い」には納得です。
色が薄くて、びっくり
この黄身の色。正直あんまり色が良くありません。
大地宅配の買い物サイトの口コミ欄にも、何人かの方が黄身の色について書かれていました。
食べても大丈夫だろうかと思うほど黄身の色がとても薄くて驚きました。(大地宅配HPより)
大地宅配のパンフレットによると、本田さんの鶏が食べている飼料自体が豆腐や油揚げと色が薄いものが中心のため、その影響のようです。
*みなさん、ご存知かと思いますが、黄身の色と卵の栄養価の高さは一切関係ありません!親鶏の飼料の色によって、卵の黄身の色は異なります。
卵ってこんなに甘いんだっけ?
味はとてもしっかりして、臭みは一切ありません。
同じく大地宅配の他の平飼卵も食べたのですが、正直そこまで甘みは感じることはありませんでした。本田さんの卵は「甘くて濃い!」と家族も同じ感想でした。
今まで大地宅配以外でも、本田さんの卵と同程度のお高い卵を何度か購入することがありましたが、それでも今まで食べた卵の中でももっとも味わいを感じました。
正直食べ比べをする前は「似たような価格帯の卵なので、味の違いなんてわかるだろうか」と思っていましたが。いやー、違うんですねぇ。
大切に育てられている本田さんの卵の親鶏
こちらの記事の後半にて、鶏たちが飼育されている環境は「「闇が深い」と言っても過言ではないレベル」と記載しましたが、本田さんの卵を産んでいる鶏たちは臭みがなく、甘みが感じられる味からもわかるように、健康的でストレスの少ない環境で育てられています。
1平方メートル2~3羽の平飼い
通常は1平方メートルに10羽ぐらいの密度で飼育されていることが多いようですが、本田さんの鶏は2~3羽という広々とした空間で育てられています。
パンフレットに写真が掲載されていましたが、確かに1羽1羽余裕のある広さです。
人が食べても美味しい餌
パンフレットに載っている写真を見ると「油揚げ」や「豆腐カス」「天然酵母パン」とまず食べているものが普通に美味しそうなんです。
豆腐や油揚げはメーカーから商品にならなかったものをもらってくるそうです。安全基準に厳しい大地宅配に出荷しているメーカーさんのものなので、安心です。さらに飼料に配合する米や小麦は、本田さん自らが栽培されているとか・・・!
飼育されている環境や飼料の内容から「数多く卵を産ませる」のではなく、大事に育てられていることがよくわかります。
大地宅配のHPで本田さんについて記事がありますので、ぜひご覧ください。*「平飼卵の魅力をご紹介」をクリックすると記事が表示されます。
遺伝子組み換えの作物は使いたくないし、自分で作った作物で鶏が育って、卵を産んでくれる。その卵を食べる人が喜んでくれる。これがたまらなくうれしいんだよ(本田さん)
本田さんの卵への想い、鶏愛(?)溢れる人柄が感じられます。
確かに卵は小さめです。色も薄くて、割った時はびっくりしました。ですが、「卵ってそんなに味違うの?」と思っている方ぜひ食べていただきたいです。
しっかり卵の味が楽しめる卵かけご飯が断然おすすめです!
◆ ◆ ◆
少し長くなりますが、なぜ大地宅配で卵を3種類購入したのか。
もともと大地宅配についてより知りたいと思ったきっかけが、大手食材宅配の卵を比較したことでした。
大地宅配だけが唯一平飼いの卵のみを取り扱っていたのです。
食材宅配の中でも平飼いの卵のみと限定している会社はなかなかありません。
日本国内で販売されている9割以上の卵の親鶏は一般的にゲージ飼いされています。特に安い卵は窓のない鶏舎で、高さ5段、多いところだと8段もある狭いゲージの中で、鶏はひたすら卵を産むために飼育されています。1匹の鶏のスペースがコピー用紙A4サイズだとも読んだことがあります。
足で地面をかき回したり、くちばしでつついたり、砂浴びをしたり・・これは本来鶏の習性ですが、ゲージ飼いだとそれも一切できません。
養鶏について調べれば調べるほど、飼育されている鶏たちの環境が「闇が深い」と言っても過言ではないレベルの話です。動物福祉の観点からも、せめて今後はできるだけ平飼いの卵を買おうと思えてきました。
そのような思いで養鶏について調べていたのですが、結果おおよそどの宅配会社も、平飼いの卵と併せて、ゲージ飼いの卵も売っています。ですが、大地宅配に限っては、ゲージ飼いの卵は一切取り扱っていません。
ポリシーとして動物福祉を意識されていることがわかり、ぜひ大地宅配の卵を食べてみたくなったのです。ホームページを見ても、この点について大地宅配は“育ちのいい おいしさ”に配慮していることがわかります。
狭い畜舎で密飼いをして生産性のみを追及するのではなく、その動物の生態にも配慮した、ゆとりのある肥育・飼育環境を大切にしています。(大地宅配HPより)
また、大地宅配に問い合わせたところ、契約農家さんの平飼いの鶏たちは、1平方メートルあたり3羽から4羽となっており、定期的に確認もしているそうです。
大手でありながらこのように徹底されている企業の商品をぜひ食べてみたいと、今回卵3種類他を注文した経緯があります。こちらの食べ比べはまた追って記事にしたいと思います。
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