農薬の健康被害がない、有機農業が当たり前になる社会を目指して、４０年前軽トラ一台から始まった通販型食材宅配の大地宅配。

現在は安全性・規模ともに業界トップクラスの食材宅配会社となった大地宅配の遺伝子組み換えの使用状況について調べてみました。

遺伝子組み換え対策の状況

大地宅配では、遺伝子組み換え作物の栽培・取り扱いは一切していません。大地宅配のHPを見ると、以下のことが書かれています。

食品用の遺伝子組み換え作物の栽培もしなければ、取り扱いも一切しません。さらに、しょうゆには国産100％の大豆を使用し、油や加工品などの原材料は、遺伝子組み換え作物が含まれていないことを徹底してトレース（履歴をたどる）して検証しています。

具体的に以下のような商品を大地宅配では一切取扱いがないことを意味します。

• 大豆の販売：その大豆が遺伝子組み換え
• しょうゆの販売：原材料に使われている大豆が遺伝子組み換え
• しょうゆで味付けされたお惣菜の販売：味付けのしょうゆの原料である大豆が遺伝子組み換え

食材宅配業界で原材料のレベルまで徹底して遺伝子組み換えの取り扱いを行わないと謳っている食材宅配は非常に少ないです。

飼料については遺伝子組み換えのものが含まれている場合もある

食品用の遺伝子組み換え作物の栽培もしなければ、取り扱いも一切しません。（大地宅配HP）

“食品用の“と書かれているのは、人が直接食べる食品用という意味だと思います。例えば、鶏などが食べる飼料となるとまた別。

私たちが食べるとうもろこし。大地宅配では、直接人間が食べるものについて、一切の遺伝子組み換え食材の使用をしません。

同じとうもろこしでも、鶏肉が飼料として食べるとうもろこしは、「遺伝子組み換えではない飼料 推奨」なので、絶対ではありません。

国産飼料については「遺伝子組み換えではない飼料」のみで、輸入飼料については「遺伝子組み換え飼料」を使用している場合があるとのことでした。よって、国産飼料のみで育てられたと記載がある鶏や豚などは、遺伝子組み換えではない飼料で飼育されていることを意味します。

例えば、卵は複数種類あり「自給した国産飼料のみで育てた卵」などの記載があるため、卵の親鶏が遺伝子組み換えではない飼料で育ったかを確認することができます。

ただし、鶏肉などは商品情報を見ても、一つ一つ「非遺伝子組み換え飼料」かは記載されていません。気になる方は問い合わせれば回答をしてくれると思います。

＊安全性の優先度がさほど高くない食材宅配は安全性に関する問い合わせをしても返答が遅い傾向があります。大地宅配は優先度が高いせいか、返答も丁寧で早いです。

さらに高水準の安全性を求めるならば、オルタ―

大地宅配の安全性は食材宅配業界の中でトップクラスであることは間違いありません。

もし、少し品数が少なくとも大地宅配以上の安全性をさらに求める方、例えば非遺伝子組み換え飼料かも気にする方にはオルタ―という通販型の食材宅配会社がおすすめです。

＊当サイトでも口コミを掲載しています。

「原料段階、飼育段階からポストハーベスト農薬、遺伝子組み換え、放射能汚染、トランス脂肪酸、食品添加物などを一切使用していない」ことを宣言し「日本一安全な食材を扱っている会社」とも言われています。

オルタ―に比べて、大地宅配がおすすめな点はオルタ―ほど厳密ではないものの業界トップクラスの高い安全性と、品揃えなどの利便性を兼ね備えた点だと思います。野菜や肉・魚・調味料などはもちろん、添加物・化学調味料を使用していないお惣菜の種類も豊富です。

大地宅配ではお得なお試しセットもあります。また、さきほどのオルタ―では以前は入会しなければ商品を購入できなかったようですが、2018年11月より入会せずに商品が購入できるようになりました。

気になる会社の商品を実際に取り寄せ、自分に合ったサービスかをぜひご自身の目や舌で、確かめてください。