パルシステムを利用して12年になる、まよまよです。

これまで、カタログを見ながら注文用紙提出→インターネット注文→スマホ専用アプリ ぽちパル、といろいろ試してきました。

カタログをめくりながら「これ、美味しそう」などというひとときは楽しいものですよね。しかし、読まないチラシ類も多くてちょっと煩わしさがあるのも事実。

また、商品の配達がないときでもカタログ配布はあるため、毎週配達手数料がかかってしまうのもネックでした。

そこで今回、『タベソダ』というパルシステムのスマホ注文アプリに切り替えてみることにしました。

タベソダは、カタログ配布がなくスマホ内で商品選びから注文まで完結できるアプリ。カタログ注文と違って、配達のない週は配達手数料がかかりません。おまけに、配達がある週も、カタログよりもタベソダの配達手数料のほうが若干お安い…。

実際、タベソダに切り替えてみると、配達手数料の節約になり、時間や手間が省けました。また、大量のカタログも来なくなってすっきりシンプル生活になりました。

もちろん、カタログにはカタログの良さもあります。そこで、タベソダとカタログ、比較した場合の良かった点、不満点などをご紹介していきます。

タベソダの良かった点

我が家では配達手数料が年間５０００円節約可能

タベソダの配達手数料と割引制度は、地域によって違います。

わたしは神奈川に住んでいるので「5,000円以上注文すると配達手数料が無料」になる割引制度があります。我が家では毎回5,000〜6,000円ほど購入するので、ほぼ毎週 配達手数料が無料になっています。

カタログ注文のときは「5,000円以上の注文で配達手数料216円が半額」だったので、単純計算して配達手数料だけで、半額108円×月4週×12ヶ月＝5,184円/年 を払っていたことになります。

これが、タベソダだと無料なので、年間5,000円以上の節約になりそうです。ちりも積もれば…ですね！

タベソダの各地域の配達料と割引制度は以下です。
東京、埼玉、栃木（佐野市、足利市）、群馬、福島、山梨エリアでは配達手数料１回194円、未就学児がいる家庭では5,000円以上の注文で配達手数料無料

神奈川、千葉、茨城、栃木（佐野市、足利市以外）、静岡エリアでは配達手数料１回162円、5,000円以上の注文で配達手数料無料

詳しくはこちらのリンクから調べることができます。
『タベソダ』 配達料 ＊パルシステム公式サイト

必要ない週は気兼ねなくお休みできる

タベソダがカタログ注文と大きく違う点は、注文のない週は配達手数料がかからないこと。

カタログだと、注文がなくてもカタログだけを届けに配送員さんがくるので配達手数料がかかっていました。特に欲しいものがない週も「どうせ料金がかかるなら…」「配達の方にカタログだけ届けてもらうのは申し訳ない」と、むりやり必要のないものを注文したりして気を遣っていませんか？

配達手数料がかからないなら、必要のない週は迷うことなくお休みすることができます。おでかけや長期休暇などで商品を受け取れない時も手続きなしで休めます。

カタログがなくなってすっきり暮らせる

大量のカタログやチラシがないことは、思っていた以上にストレスフリーでした。

タベソダにも、配布物が全くないわけではありませんが、これだけ。

タベソダWeeklyと納品書のみ。タベソダWeeklyは四つ折りされてA4サイズ、その週のオススメ品のみのミニカタログのようです。別の週には組合活動情報誌も入っていましたが、やはりカタログ注文と比べるとペラペラです。

パルシステムはリユース・リサイクルにも力を入れているので、カタログも配送箱と一緒に回収してくれるためゴミにはなりません。それでも、見終わったカタログをいちいち畳んで箱に戻す作業は、地味に手間がかかることでした。それがなくなって、とても快適です。

しかし、カタログがないことでつい注文を忘れてしまうことも。わたしは、アプリの設定で注文締切のプッシュ通知をONにすることで解決しました。注文がない場合、注文締切日の朝に注文忘れではないか確認のお知らせがきます。

切り替えはカンタン、アプリも快適

タベソダは、アプリ完結型のうたい文句のとおり、切り替え手続きから注文までほんとうにスマホ1台ですべて出来ます。

アプリをダウンロード後、ネットで切り替え手続きをして１週間後には注文できるようになりました。新規加入の場合もアプリから申し込みできるので、面倒な書類手続きがなく簡単です。

アプリの操作もスムーズにすすみます。口コミで「アプリが重い、落ちる、接続できない」という声があったので不安でしたが、わたしの使用環境では全く問題ありませんでした。

切り替え前は、スマホの小さな画面では見にくくない？商品が探しにくくない？と心配でしたが、字も意外と大きく見やすいし画像もきれいなので、快適です。操作も、ふつうにネットショッピングができる方なら説明なしに使えるものになっています。

万が一、アプリが使いにくい、カタログのほうが良かったという場合は、アプリ内からカタログに戻す手続きができるので安心です。

アプリの操作はスムーズ

レシピに沿った食材注文などネットならではの便利機能

登録した商品が毎週自動で届くサービス「パルくる便」の設定もきちんと引き継がれているので、アプリを立ち上げると同時に、いつもの商品が買い物カゴに入っています。

急いでいる時は、カテゴリから商品を見つけてどんどん買い物カゴに入れていきます。おめあての商品がどのカテゴリなのか分からなくても、検索ワードからも調べられます。

セールで赤札になっている 『今週のお得』 というカテゴリもあるので、お買い得品だけで献立を考えることも。

時間に余裕のある時は、トップページの特集やレシピを読みながら商品やメニューを決めていきます。レシピが気に入ったら、必要な材料や調味料を直接買い物カゴへ入れることができます。これはとても便利！

タベソダの不満点 カタログならでは良い点もある

タベソダは、スマホ1台あれば、いつどこででもパルシステムの注文ができるのでかなり便利に使っていますが、いくつか不便な点もあります。

スマホの画面が小さいため、商品の比較がしづらい

タベソダは商品の比較がしづらいです。スマホのディスプレイサイズによるかもしれませんが、わたしのスマホだと1画面にせいぜい２つの商品が表示されるくらいです。

「豚肉と鶏肉どちらを買おう？」と迷っているとき、カタログなら一目瞭然で見比べることができますが、スマホはひたすらスクロールするしかありません。

１００グラムあたりの単価などの表示がない

お肉に100gあたりの単価が表示されていないのも地味に不便です。

主婦って100gいくらで高い安いを判断しませんか？ カタログには記載があったので、いつも参考にしていました。

また、箱入りのスイーツの一部など、パッケージしか載っていなくて中身がわからないというものもありました。

なお、詳しい商品説明や産地表示、原材料、栄養成分、アレルゲン、放射能検査の結果などは、各商品をクリックすると見ることができます。

 

１歳までの子がいる家庭などは配達手数料で損をする場合も

赤ちゃんの離乳食や幼児が口にするものは安全性が高いものを選びたい、と考えてパルシステムを利用している方も多いかと思います。

カタログ注文では、赤ちゃん幼児世帯などを対象に配達手数料の減免制度が用意されていましたが、タベソダでは適用されません。代わりに、地域や購入金額によって別の割引制度や特典が用意されているので、どちらがお得かチェックしてみましょう。

一例を挙げると、東京在住で1歳までの子がいる場合、カタログ注文なら、パルシステムに申請をしてから約6ヶ月間は購入金額にかかわらず配達は無料になります。同じ条件でタベソダの場合、5,000円以上購入しないと配達手数料無料にはなりません。

このように、場合によってはカタログ注文のほうがお得なこともあるようです。

以下のリンク先から、それぞれの配達手数料を調べることができるので、気になる方はチェックしてみてください。

『タベソダ』 配達料 ＊パルシステム公式サイト

『カタログ注文』 手数料 ＊パルシステム公式サイト

スマホが故障！どうする？

タベソダはスマホ専用アプリで、ブラウザ版はないのでパソコンでは使えません。ですので、故障などでスマホが使えなくなったら注文することができなくなってしまいます。

毎週かならず注文する商品はパルくる便に登録しておくと注文の送信をしなくても必ず配達されるので、わたしは安全策として登録しています。

まとめ

以上、わたし自身が実際に、カタログ注文からタベソダに切り替えてみて感じたことをまとめてみました。

タベソダは、注文がない週は配達手数料なしなので、パルシステムは時々しか頼まないという方にはかなりオススメです。また、カタログ配達がないので、お休みの週に配送員さんに気を遣うこともなくなります。

一方、わたしのように、毎週なにかしらパルシステムの商品を注文しているヘビーユーザーも、カタログから解放されてシンプルに暮らせるようになりました。おまけに配達手数料も節約できるメリットもついてきました。

もし、初めてパルシステムを利用する方なら、資料請求してサンプルカタログをじっくり見るか、いったんカタログ注文を試してからタベソダへの移行を考えると良いのではないでしょうか。

カタログとタベソダ、それぞれに一長一短はありますが、すでにパルシステムを利用している方で「カタログはじゃま」「たまにしか頼まない」という方にはタベソダはオススメですよ。