東京限定 パルシステム指定便のメリットと注意点
2018年7月5日
パルシステム歴12年のまよまよです。
パルシステムの商品は安全性とお値段のバランスが良く、しかもとても美味しいので長く愛用しています。豚肉や牛乳などお気に入り商品がたくさんあります。また、重いお米やトイレットペーパーの大量箱買いなども配達してくれるので、ほんとうに便利。
でも、地域ごに配達の曜日と時間帯が指定されているので、直接受け取りたいけど受け取れない、留め置きのできないオートロックのマンションに住んでいる、など利用したくてもできない方もいらっしゃいますよとね。
そんな方にぴったりなのがパルシステムの「指定便」。これは、パルシステムの商品を必要な時だけ、都合の良い時間に届けてもらえるサービスです。しかも最短3日後に配達が可能。
1週間前までに注文、地域ごとに決められた曜日と時間帯に週1回の配達が基本の生協としては、画期的なサービスです。東京限定のサービスなので、神奈川在住のわたしは利用できないのが残念です・・・。
今回は、この便利な指定便のサービス内容、従来の週1回の宅配サービスも併用しながらの活用法などをご紹介します。また、注文できる商品の種類が若干少ない、商品価格が少し高くなる、などの注意点もまとめました。
目次
指定便のメリット
指定便の注意点
指定便のメリット
自分の都合にあわせて配達日と時間帯が選べる
従来のパルシステムは、注文した商品が1週間後に配達されるシステムです。配達日時を指定することはできず、地域によって決められた曜日と時間に定期的に届くので「定期便」といいます。
一方「指定便」は、ネットで注文後、最短3日で指定した日時に商品を配達してくれます。
配達は、月曜から金曜の9~12時、12~14時、14~16時、16~18時、18~20時の5つの時間帯から受け取り日時を選べるので、都合に合わせて注文できます。ただし、土曜・日曜日の指定はできません。
仕事がお休みの日に届くように、あるいは帰宅時間に合わせて、など使い方は自由。
このサービスなら、地域ごとに決められていた定期便の曜日や時間が合わなかった方でも、パルシステムを利用できる方が増えるのではないでしょうか。
また、最短3日で届くので「1週間も先に届く食材なんて何を注文していいのか分からない」と躊躇していた方でも気軽に利用できます。
月1回でも気兼ねなく、必要な時に好きなタイミングで注文できる
定期便は、週1回の配達が基本です。毎週注文しなくても構わないのですが、カタログは届けられるので毎週手数料がかかってしまいます。
仕方ないとはいえ、商品の配達もないのに手数料*がかかってしまうのは、ちょっと損した気分になったりしませんか?
しかし、指定便なら注文がなければ324円の手数料はかかりません。これなら気兼ねなく、必要な時だけ思い立ったタイミングで注文することができます。
小さい子がいてお米など重いものを中心に月1回だけ頼みたい、他の食材宅配と併用しているから毎週は頼まない、少人数世帯で少しだけ良い物を買いたい、しかも自分の都合の良い時に注文して受け取りたい、と自由な使い方が魅力です。
最短でも届くのは3日後なので、今日欲しいものが今日届くスピード感は期待できませんが、安全・安心がウリのパルシステムの商品を、ネットスーパーに似た感覚で買うことができますね。
定期便と併用可 指定便で新鮮食材だけを注文
すでにパルシステムの定期便を利用されている方も、指定便との併用が可能です。
例えば月曜日にいつも通りに定期便、月曜日に届いた商品がなくなる木曜日に週後半分の牛乳や野菜、果物、食パンなど、鮮度が肝の生鮮食品だけを注文といった使い方もできます。
我が家では定期便で届いた牛乳の消費期限が切れる頃にスーパーで買い足すのですが、「スーパーのものよりパルシステムのほうが美味しい」と子どもたちに言われます。
そこで、定期便で月曜に牛乳を配達してもらい、さらに金曜に指定便の牛乳が配達されるよう注文。すると、新鮮で美味しいパルシステムの牛乳が週の後半も飲める・・・。残念ながら、わたしは神奈川県在住なので、東京限定の指定便は使えませんが。
他にも、イチゴやバナナなどの果物も傷みやすいのでできれば新鮮なものを食べたいし、冷凍しておくことができるパンやお肉もやっぱり新しいほうが断然美味しいですよね。
また、最近人気のカット済み国産食材と調味料が入ったレシピ付きの材料セット、これひとつで主菜一品が簡単・短時間で手作りでき、くたくたに疲れている時や献立にマンネリを感じた時に大活躍します。ですが、やはり消費期限がお届け日の翌日と短いため、買い置きができません。
この材料セットを週の後半に指定便で注文することで、バタバタとした週末の夕食を時短することができます。
パルシステム商品のヘビーユーザーなら、このような使い方もできますね。
カタログがないからゴミが出ない
指定便は、パソコンやスマートフォンの画面を見ながら商品を注文するので、カタログが届きません。
週1回の定期便を利用していると、毎週カタログやチラシの多さにうんざりしませんか?配達時の箱に入れて返却すればリサイクルされるのですが、そのちょっとした手間がけっこう煩わしかったりします。
そもそも紙資源を使わないのでエコですね。ペーパーレスでシンプルに暮らせます。
逆に紙のカタログがない分、パルシステムを初めて利用する方にとって、どのカテゴリにどんな商品があるのか分かりづらいかもしれません。
その場合は、加入前にサンプルのカタログをもらうなどして全体像をつかんでおくと良いと思います。
指定便の注意点は?
思い立った時にいつでも注文でき、都合の良い曜日と時間に配達してくれる、自由度の高い指定便。とても便利ですが、注意点もあります。
指定便の商品は少し値段が高い
指定便で扱われているほとんどの商品で最大4%の範囲で定期便より価格が高く設定されています。
わたしが定期便のカタログと見比べた範囲で、一部具体例を挙げると
・ こんせん72牛乳 7円↑
・ 食パン 6円↑
・ 豚徳用小間切ペアパック200g×2 25円↑
などとなっています。
一方、お米やお料理セット、ビール・発泡酒などは、定期便と同じ値段でした。
注文できる商品数が少ない
定期便で注文できる商品数は約2000種類以上ありますが、指定便の場合、注文日がお届けの6日前だと注文できる商品数は約1,500種類、お届けの3?5日前になると約600種類と少なくなります。これは、製造上の理由で注文締切が早めに設定されている商品があるからだそうです。
具体的には、お料理セットやおむつや離乳食などの赤ちゃん用品、アレルギー対応商品やペット用品など約900種類の商品は、注文締切がお届け日の6日前に設定されているので、注意してください。
とはいえ、牛乳やパン、調味料などの定番商品はほとんど注文できるようなので、あまり心配しなくてもよさそうです。
スピードではネットスーパー有利
人気のパルシステムの商品が、注文後最短3日で届く指定便。しかし、いわゆるネットスーパーは翌日配達はもちろんのこと、当日配達も可能なスピード性が人気の理由です。
確かに「今夜、必要なもの」はパルシステムの指定便には期待できません。でも「もうすぐ在庫がなくなりそうなもの」が、食べ慣れた安全・安心なパルシステムから届く、という安心感はありますね。子どもが口にするものはパルシステムの指定便で、その他のものはネットスーパーで済ませる手もあります。
定期便とは加入手続きや注文サイトが別々
定期便と指定便を併用する場合、それぞれに加入登録をする必要があります。つまり、定期便をすでに利用されている方も、新たに指定便の加入登録をし、出資金も別々に払うことになります。せめて定期便利用者には追加の出資金なしで利用できれば、より利用者が増える気がします。
加入登録や出資金の支払いは、インターネットで申し込めます。出資金の支払いが確認できてから1週間ほどで注文可能です。
また、注文サイトへのログインも定期便と指定便では別々です。現時点で指定便専用アプリもないので、定期便はスマホアプリで注文している方も、指定便はパソコン・スマホのウェブサイトから注文することになります。この点、少し使いづらさを感じるかもしれません。
まとめ
パルシステムの宅配に興味のある方は、安全性に配慮した食材を口にしたいという方が多いと思います。
そういった方たちのなかでも、仕事で昼間は宅配の受け取りが難しい、育児や介護、一人暮らしなどで買い物に出かける時間や手間を省きたい、食べ盛りの子どもがいて週1回の配達では足りない、大量のカタログから解放されてシンプルに暮らしたいなど、生活スタイルや要望も様々です。
商品数や価格などで僅かなデメリットもありますが、注文も受け取りも比較的自由度の高い「指定便」は、いろいろな生活スタイルに合わせて使うことができると思います。
今は、都内西部の一部地域を除く東京限定で、他地域での対応の予定はない指定便ですが、ぜひ今後エリアの拡大を期待したいサービスですね。
商品情報
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配達日時 | 日にち・時間指定可 |
宅配手数料 | 200円 |
入会費 | 出資金:1,000~2,000円。退会時に全額返金。 |
その他費用 | 無料 |
支払方法 | クレジットカード・口座振替 |