私は自然食や、マクロビオティック、薬膳料理の本を読むのが好きです。好きというだけで、実際に料理となると、これはまた別の話になりますが…。

夫は肉食。ご飯のおかずは肉と言ったら肉。嫌いな野菜は盛り沢山。そして、給食は大好きだけど、家でのご飯は小食な娘。そんな夫と娘に美味しくて安心な、無農薬野菜や有機野菜を食べて、野菜の美味しさを知って欲しいと思って、らでぃっしゅぼーやの宅配を始めました。

当時の私はフルタイムのワーキングマザー。始めてはみたものの、帰宅後に野菜をふんだんに使った料理がろくろく出来ない…。生協の冷凍食材も併用して（マクロビから大きく外れるｗ）らでぃっしゅぼーやの宅配は隔週にしようと決めました。

隔週の注文という方法が災いしたのか、はたまた旬の野菜だからということなのか、同じ野菜が何週も届くことがありました。

また、翌週に届く野菜は分かるものの、翌々週のものは明らかにされておらず、何が届くか分からない、開けるまでお楽しみのワクワク感と共に、料理が苦手な私は、使いこなせるものが届くのかという心配もありました。レシピと共に野菜は届きますが、手の込んだものは私に不向きな為、某有名レシピサイトと睨めっこということが多々ありました。

らでぃっしゅぼーやをはじめるきっかけとなった問題の夫と娘ですが、夫の食わず嫌いは直りませんでした。30年以上の苦手意識を覆すのは無理難題でした。

娘は、配達されてきた野菜ということで、もの珍しさもあり、普段よりは食べてくれたかなという程度。安心安全面は、私の自己満足に終わりました。

それと、配達されて来る時間帯に不在の為、マンションの宅配ボックスにいつも入れられていました。保冷剤が入っていても、夏季はやはり心配。そして、スイカなどの重い物が入っていた時は、宅配ボックスから自宅玄関まで運ぶのも一苦労。

結局、私にちょうど良い安心で安全な野菜を利用する方法は
※種類は少ないが生協で有機野菜や減農薬栽培のものを購入する。
※スーパーの有機野菜コーナーで購入する。
ということだと思い、今はらでぃっしゅぼーやの宅配は利用していません。

また、らでぃっしゅぼーやは野菜以外にも雑貨類を扱っています。特に気に入ったのは布ナプキンで、生理痛が非常に軽くなりました。下腹部からふくらはぎまで痛いほどでしたが、今では全く痛くないという時もある程です。今ではすっかり虜になり、使うきっかけを与えてくれたと思うと、らでぃっしゅぼーやを利用した価値はあったかな、と思います。

野菜は土が付いたままのものが多く、水分や甘味が多く感じられました。大根はみずみずしく、人参や葉物は甘味がありました。

卵は、ニワトリを柵に入れず、平飼いしたものということで、値が張りましたが、黄身も濃く、新鮮味が感じられました。豚肉も、放牧して飼われたものということで、こちらも卵同様値が張りましたが、とても柔らかかったです。

届く野菜と共に、何処の誰が作ったもので、どの様な肥料を使用し、農薬を何回使用したかということが詳しく書かれた用紙が入っています。

また、らでぃっしゅぼーやの社員さんが、契約農家さんの畑を訪れてチェックしているという点も良かったです。

しかし、これは信頼度の問題で、某ハンバーガーチェーン店の入り口にある黒板に、何処の誰が作った野菜を使っているということが書かれていて、それを見て安心して食べるということに似ているかもしれません。自己満足の問題なのかもと思いました。

安心と安全を買うためには、お金が掛かるということを痛感しました。卵はスーパーでは見ない様な値段でしたし、野菜や果物類も倍以上するものもあります。

自分自身で、何処で折り合いを付けるかという点が重要になってくると思います。全ての野菜が有機栽培でなくとも、この種類の野菜はよく洗えば大丈夫、皮を剥けば大丈夫などの妥協案を見付け、全て宅配に頼らなくても、スーパーと併用しても十分なのではないかと思いました。

仕事をしており、配達される時間に在宅しておらず、マンションの宅配ボックスに入れてあることが殆どで、夏季は保冷剤があっても心配ですし、何より自分で運ぶことが苦痛でした。

子供を園に迎えに行き、一緒に帰宅して、既に両手には自分の荷物と子供の荷物。そこに野菜の入った段ボール箱というのは、なかなか大変です。

特にスイカなどの重いものが入っているときは、かなりの重量になりますし、マンション住まいの為、一度帰宅し、再度エレベーターを使って、野菜を宅配ボックスに取りに行くということが、面倒くさいと感じてしまう私には、この配達方法は向いていませんでした。

オペレーターの対応は良かったが、電話自体が繋がり難い時間帯があった。
ごく稀に在宅している時に、自社便の配達員から手渡しで受け取ったが、笑顔が見られず、自社製品に愛着があるのかと疑問に思ったことがあります。