生協パルシステムの良い点を一言でまとめると、「品質良し、安全性良し、利便性良し」です。

兼業主婦なのでスーパーで質の良さそうな食材を吟味する時間がなかなか取れません。車も無いのでまとめ買いも困難です。生協パルシステムの食材は品質が良く、産地表示が明確で添加物の使用も極力避けております。

スーパーの食材と比較すると価格設定が高めですが、新鮮な状態で自宅まで届けてくれ、体に良いという点を考慮すると決して高くないと思います。

また、食材の選択肢も多く、料理したいと思える食材が見つかりやすいです。フライパンで焼くだけで完成する味付け済のお肉は、自炊する時間があまり取れない方に便利ですし、自分で味付けをしたい人には普通のお肉があります。仕事をしている平日はとにかく簡単に、時間のある休日はじっくりと料理したいという主婦の方に特にお薦めです。

不便な点は、地域によって配送曜日が決まっているので、その日に仕事等で家を留守にする方は注文品が玄関のドア前に取り置きとなります。長時間、口に入る食材を外に置かれるのに何となく抵抗のある方にとっては不都合かもしれません。

また、エンゲル係数は高くなります。ラフランスジャム、ナシゴレン、B級グルメ日本一焼きそば等、地元のスーパーで見つかれない興味をそそられる食品がカタログの特集に掲載されており、簡単に注文できてしまうため、誘惑に負けてつい買いすぎてしまう時があります。

毎日キャベツを取り入れた料理を作っていますが、締まりが良くシャキッとした歯ごたえがあります。キャベツに限らず、他の野菜にも共通しますがスーパーで売っているものと異なり傷みが少なく、形も綺麗です。ただし、キャベツに関しては1玉よりも半玉の方が、外側の葉が除かれている分見た目がきれいです。お肉やお魚は冷凍された状態で自宅まで配送されるので、鮮度は保たれていると思います。

食材の安全性に関しては、生協パルシステムが断然優れていると言っても過言ではないです。

また、パッケージに作られた工程、例えば納豆なら「遺伝子組替でない国産の大豆を茨城県の工場で加工しました」、豚小間切肉なら「パルシステム直営の工場で加工しました」など一言で分かりやすく書かれている食品もあります。

また、カタログに果物や野菜の生産者の写真と記事が掲載され、生産者の作物にかける思いや工夫している事などの情報も得られます。

スーパーで豆腐が55円、食パン1斤が99円で販売されているのを見ると、生協の食品は両者とも100円を大幅に超えるため高く感じます。

個人的には安心と利便性をお金で買っており、健康面で考えると決して高くないと思うようにしておりますが、どうしてもエンゲル係数は高くなってしまうため、1円でも安い食品を日々チラシ比較でサーチしている主婦の友人には強く薦められません。

曜日固定で時間指定ができないので、平日の日中に仕事をされている方は配達員から直接受け取るのは困難です。食品が長時間玄関前に置かれることに抵抗がある方は、あまり向いていないかもしれません。

配達時間以外は概ね満足です。ウェブサイトに登録すれば、通勤時にスマホで注文可能です。ただし、カタログを見ながら番号を直接入力する方法は時間がかからないため、私の場合は仕事中の休憩時間を利用して注文しています（カタログを会社に置いています。主婦同士の話題にもたまに使えます）配達日が水曜日に対して、注文確定期限日は木曜なので、水曜に実際に届いた量を見てから注文内容を確定できるのは便利です。

配達員の方は挨拶がハキハキしており、寒い冬も暑い冬も爽やかに配達に来てくださります。また、袋入りの食材を渡す際、「冷蔵です」「冷凍です」と言って袋から物が散乱しないよう口を丸めて渡してくれるので、スムーズに受け取りができます。ドアストッパーを用意すると、配達員の方にとっては便利です。