パルシステムでは、生産地と生産者の顔が見える商品を扱っており、「放射能被ばくは可能な限り少なくする」ことを原則にしています。カタログ掲載商品についてはゲルマニウム半導体検出器で自主検査を行っているそうです。

そしてパルシステムのガイドラインは政府の規制値よりも基準が厳しく、ガイドラインを超えた商品は出荷することはないので、安心して食品を口にすることができるところが満足しています。

ただ、不満なのは配達員の方の勧誘（商品の場合もあれば、コープ共済の保険の時もある）が時々あり、それがかなりしつこいことです。

しかも、毎週同じ配達員の方が商品を家まで運んできてくださるので、余り強く断ると今後気まずくなりそうで・・。ここ数カ月は「コープ共済の保険に入ってほしい」と配達のたびに勧誘されていました。

毎回、やんわりと断っていたのですが、ある日は配達の前日に「明日、保険に入ってもらえませんか？」と突然配達員の方が自分の携帯電話で自宅に電話をかけてきた時もあり、とてもビックリしました。

余りにも熱心に勧誘されたので（今後の配達のことも考え）とりあえず子どもを保険に加入させたのですが、本来こういった勧誘は配達とは関係ないことだと思うので、控えてほしいです。

産直のお肉はやわらかくて臭みもなく、本当に美味しいです。よく購入する野菜はレタス・トマト・ナスなのですが、レタスはみずみずしく新鮮さを感じますが、時々葉が硬いことがあります。

トマトは夏場、熟し過ぎによる傷みを防ぐために青い状態で届くので、すぐに食べたい時には青いまま切るしかなく、せっかく新鮮でもトマトの美味しさを感じられないことが多いです。注文する際に、青いトマトと赤いトマトをどちらか選択できれば非常に満足すると思います。

ナスは艶やかな紫色をしていて、触った感じも身が引き締まっているものが毎回届きます。スーパーで購入したナスと比べると、新鮮なまま長持ちするので満足しています。

パルシステムでは、放射能の自主検査を厳しく行っていることが「食材の安全性」として一番満足していることなのですが、その他にも、毎週届くカタログには「産直ものがたり」という読み物があり、農家の人など作り手を紹介する写真と、その食材を育てる時のこだわりが書かれています。

例えば、果物の巨峰の場合、牛糞などを主体とした有機質肥料を使っているなど。

魚の場合は、パルシステムで水産品の開発に30年以上携わっている社員の方が「今週のさかな」と題して、毎週1つの商品の開発秘話などを紹介しています。もちろん、産地も必ず記載されているので、安心して食材を購入することができます。

食材配達は、1回の注文で5,000円程度にすることで、1ヵ月4回の利用で20,000円までと当初は考えていたのですが、現在乳児がいるため、買い物に出かけることが余りできないということもあり、10,000円程度オーバーしています。

その分、自宅近くのスーパーに行く回数は減っているので、さほど問題はないとは思うのですが、スーパーと比べるとお肉の値段が高く、1パック当たりのグラム数も少ないのが少し不満です。

注文方法はいつもWEBサイトから注文をしています。以前のWEBサイトは使い勝手がとても悪く、戸惑うことも多かったのですが、その後サイトがリニューアルしたので、だいぶわかりやすくなりました。

私の場合、毎回届くカタログを見ながら、商品番号をWEBサイトに直接入力していくかたちで注文しており、とても簡単です。また、WEBサイトから注文する場合、商品が届く翌日の午後12時30分までに送信すれば翌週に配達してくださるので、今週届いた商品を確認してから翌週分を注文できるのが便利です。

少々不満に思うことは、注文配達の曜日が指定されており、配達時間も大体14時～16時の間くらいで、遅いときは17時頃だったりすることです。曜日の指定はできないのは仕方ないにしても、時間がもうちょっと正確にわかると良いなといつも思います。

配達員の方はこの2年近くの間に2人変わったのですが、2人とも笑顔で明るい方です。

「今日はこれから雨が降るらしいですよ」といった天気に話や、「グズリが酷くて・・」といった子育ての話など、商品を受け取る際に、ちょっとした会話を交わすのですが、乳児がいて普段はなかなか外出できない私にとって、他人と会話ができるのは息抜きになります。