出産を機に買い物の苦労を減らすため宅配を利用することにしました。母乳で育てていたことと先々子どもの食を考えると、品質・安全性と利便性のバランスがいいと判断したコープ自然派に決めました。

生鮮品の産地が明確であることはもちろんなのですが、（私が九州出身ということもあり）西日本産のものが多いのが安心している理由の一つです。

産地だけでなく、例えば牛乳や卵は飼料が「遺伝子組換え」のものでないことも明記されていて、普通のスーパーで手に入らないレベルの食材が手に入る点は他の人にも勧めたい点です。

野菜は同じ品目でも「無農薬」「省農薬」と選択することができる商品もあります。加工品も原材料には着色料や人工甘味料、水素添加した油などは使用されていないことがカタログで確認できるため商品選びでは助かります。

他の生協との共同カタログも入ってきますが、コープ自然派の基準を満たしていない商品は注文できません。

商品カタログ中に食品添加物の危険性や一般的な添加物の種類など詳しい解説が特集されていることもあり、普通のスーパーで買い物するときに安全なものを探す手掛かりになります。

とても気に入ってはいるのですが、注文のたび送料とは別で200円の増資金がかかることとデポジットの5000円が他の生協よりも高いことがあるので、流通している物の危険性を認識していない方や増資金に難色を示す方へはおすすめはしていません。

同じマンションのママ友さんたちと同じ生協であれば送料も安くできるので何人かに紹介したのですが、費用のかかることを無理強いできないのでマンション内では私一人がコープ自然派利用者です。

例えばおでんの定番の練り物。スーパーに並んでいる練り物製品には必ずと言っていいほど保存料や着色料が入っています。魚のすり身のかさを増すために加えられる添加物もあります（リン酸塩）。

一方コープ自然派の練り物の原料は鮮魚のすり身と調味料だけで作られているので、魚のうまみがダイレクトに口の中に広がります。

安全なものを身内にも食べさせたいと考え、（コープ自然派）お歳暮カタログに掲載されていた同じ蒲鉾店の練り物セットを実家に送り好評を得ました。

果物ではバナナをよく利用するのですが、3月～10月は冷蔵配達なので傷んでいたことは一度もなく鮮度の高い状態で受け取ることができます。

野菜でよく買うのはミニチンゲンサイです。火が通りやすく使いやすい一方で傷みやすいものですが、きれいな状態で届くのでリピートしています。

その他お肉では同じ鶏肉でも冷蔵品と冷凍品で選択できるためいったん冷凍品を買うことが多いです。冷蔵庫で解凍して使用しますが、もともと真空パックなので味の劣化がなくてすごいなと思いました。

加工品の原材料にもこだわっている点が嬉しいです。例えばよく見る「調味料（アミノ酸等）」は使用されていません。菜種油の原料も非遺伝子組み換えの明記があります。

ここまでこだわられると、食材が買い足りなかったときにスーパーで買うものに困ってしまいます。たこ焼きやお好み焼きの粉でさえアルミニウムフリーでないと使いたくなくなってしまい、コープ自然派で買えなかったときは作りません。

「品質に満足しているからこの値段で見合っている」と割り切っているので、今後も利用し続けたいと考えてはいますが、よく買う商品が値上げされてしまうことは残念です。

原材料の生産コストが上がってしまうようなチーズや輸入コストの変動するバナナなど、仕方ないことかとは思いますが値上げ幅も10％だったりするので毎週買うのを控えたりしています。

ウェブから注文するときにカタログの商品番号を打ち込むこともできますが、手元にあるカタログが画面に表示され画像をクリックすると数量を入力できるようになっているので、カタログをみながら簡単に注文できる点は便利です。

発注締め切り前であればウェブ上で追加もキャンセルもできます。

不在時の対応で一度折り返しがなく確認したところ、オペレーターから配達担当者へきちんと伝わっていなかったことがありました。4月からは専業主婦ではなくなるのでこういった連携ミスはこちらのストレスになると思っています。